1429-DSC_3050で、なんかあれっていつだったかもう全然記憶にないんですが何ヶ月か前のSYLP Meeting フィーチャリング 永方佑樹 with カニエ・ナハっつーことでお送りされた、いやお送らされた、違う、お送りしらされたどうでもいいですがそれはともかく買いました永方佑樹。

正確に言うと永方佑樹を買ったんじゃなくて買ったのは永方佑樹の「√3」です。
それはそう、それはそうなんだけど日本語でいうと永方佑樹を買ったといって過言ではないあたり、日本語のそのあたりについては詩人のみなさま並びに詩のファンのみなさま日々厳しく追求しまくってると思うんで完全にお任せすることにして今回スタッフMiがみなさまにお話ししたいのはこの詩集はなんと注文生産であるということなんですね。

どういうことかというと通販サービスのAmazonで注文するとAmazon関係者のみなさまの適切な処置により注文したみなさまひとりひとりのために印刷機オペレータのみなさま及び印刷機がそれなりに頑張ってオンデマンド印刷し配達関係者のみなさまの手によってみなさまそれぞれのもとへと配送されるということで、ということは、と、いうことはつまり「√3」はみなさまのみなさまによるみなさまのための詩集と言っていいと思いますが、これ、この長い説明を要するシステムがオンデマンドの一言で済んでしまう英語すご過ぎ…。

そんなことより注文生産。
注文生産ってことはこれ冷静に考えるとほぼ豪華客船と同じ生産方法なわけですね。
あと人工衛星とか。
あとなんですか旅客機とかですか。
そういうレベルのものがなんと1,620円で買えてしまうわけでもうね、こうなると1,620円っていったいいくらなのか全然わかりませんがこれ論理的に考えて「√3」はそういう高額商品とほぼ同等と言っても過言ではないということになるあたり、完全にそのへんの詩集とはわけが違う風情満点ということで贈答用にも最適な予感!

んで内容もいい。
どこがどういいかはみなさまひとりひとりの心の中に書いてあるんで各自今後の人生の中でじっくり考えまくっていただくとしてとりあえずスタッフMiが言えるのはいいってことだけです。
ていうか詩について細かいこと考えるとかそれだめ、スタッフMiそれだめ、それだけは無理です。
いい感じな感じがするかどうか以上に思うことはなにもないんで細かいことは訊かないでほしいの…。

魅力ってことでいうとなんかね、全体にアンティークっぽい感触なとこが非常に好きです。
永方佑樹本人がわりと年代ものとかそういうことじゃなくですね、みなさまそうじゃない、詩です詩の話なんすけどなんかこの感じがいい感じです実に。
あとなんか出てくる光景に魅力があるとこが非常にいい感じ!

ていうか「どこがどういいかは自分の心の中に書いてある」とかもしかしてスタッフMi詩人なんじゃないでしょうか。大丈夫でしょうか。

ってなことでとにかくいいものはいい、永方佑樹「√3」みなさまぜひ買って読んで感じてみてくださいね〜!

永方佑樹「√3」
出版社:思潮社
カバー・デザイン:カニエ・ナハ
デザイン:中島浩