1520_DSC08563-2ていうかもうね、第2回SYLPではoblaatが全世界の全方位及び全方角更に全方面に向けて放ちまくる日本oblaat界のデンファレと沈丁花、どっちがどっちということもなく三角みづ紀さんと文月悠光ちゃんが登場するわけですが、その前にスタッフMiどうしてもこれみなさまと一緒に楽しみたい、どうしても来てっていうかなんとしても来てくださいというか来るなら来いっていうかそんな感じの気持ちで胸がいっぱいなイベントがあるんで早速包み隠さず一挙にお知らせしたい所存です。

それにしても詩。

あのー、スタッフMiこれで結構詩のことについていろいろこう、見るともなく見ててわりと考えるところが多いんですけど、これ、いまいち日本の詩界が盛り上がらないのはなぜかですね、この辺最近なんかこうなんとな〜くわかった気がしてます。

いい詩を書く詩人もいい詩集を世に送り出す編集者も出版社もあるしそれを感じとるファンのみなさまもいる。そして詩を本の外にひらく詩のデザインレーベルoblaatもある。
なのになぜほんのり微妙な感じで盛り上がらないのか。

問題はネーミングです。
これまず間違いないです。
いくら短いと言っても「詩」はない。
いくらなんでもまるでグルーブがありません。

「音楽」とか「演劇」とか「絵画」とか「映画」とかね、あとなんですか「豆腐」とかですか。
みんなそれなりに言葉に勢いというかノリがあるわけです普通。
なぜか。
これおそらく生活の中で使うから言いにくいと言いにくいっつーことで言いやすい言葉になってると思うんですがいきなり「詩」。
何かな?と思ったら終わってるとかね、こういうことではノリようがありませんねこれ。
「詩」とか市で言うと「津」に近い傍若無人ぶりです。
「どこ出身?」「津」「は?」みたいな。
せめて2音は欲しい。
「津」はそのあたりがわかってるから「津市」として頑張ってるわけですね。
できれば3音、欲を言えば4音なら完璧なのに「詩」。
これでは人の生活に馴染むことは難しいわけですどうしても。

日本音楽界、日本演劇界、日本絵画界、日本映画界ときておっいい感じのリズム!とか思ってるとこへ「日本詩界」とかもうね、どう考えても明らかに言ってもらおうという気がないリズムです。
これが「現代詩」だったらそれなりにグルーブするんですが現代詩じゃない詩ってどれよ?ってことになるわけで現代詩以外の詩って古代詩?中世詩?近代詩?よくわかりませんがその辺なぜかベールに包まれてるという謎仕様なあたりも微妙に怖いです…。

ってなことでこのネーミング問題については各自勝手に心の中でシンポジウムとかやっていただくことにしてそんなことより日本oblaat界の北の恋人悠光ちゃんの文月のイベント2つ、7/18(土)の西荻での絵&音楽&詩のイベントと7/28(火)の荻窪でのイベントこれなんと日本詩界にデビューして7周年記念&24歳の誕生記念祝賀記念単独記念自主企画記念イベントとして「これで詩人になれますか?―文月悠光7周年記念トーク&ワークショップ―」を開催するということでですね、とるものもとりあえず即刻盛大にお知らせしたいと思います!

・7/18(土) 西荻窪 葉月ホールハウス 17時開演 2,500円
月の三重奏~高山裕子さんの絵によせて~

・7/28(火) 荻窪 六次元 19時半開演 2,000円
文月悠光7周年記念トーク&ワークショップ

というわけでものすごい勢い込んだわりにリンクだけで済ませてますが西荻のイベントはイラストレータ高山裕子さんの絵と悠光ちゃんの詩のリレー形式のコラボレーション展示の最終日にシンガーソングライターのカラトユカリさんを迎えて絵と詩と歌で楽しむイベントで、タイトルの通り3人の美しい月がギャラリー内で静かに光り輝くなんとも詩的な初夏の夜を味わっていただける予感満載のイベントです。
会場の葉月ホールハウスは目の前が善福寺公園、いや、善福寺公園の真ん前が葉月ホールハウス、ていうかむしろ葉月ホールハウスが善福寺公園どうでもいいですがとにかく西荻散歩しつつ夕方の善福寺公園までたどりついたりすると絶好のお散歩&デート環境なので一日楽しいこと間違いなしです。

で、荻窪のイベントは、これ悠光ちゃんファンのみなさまね、悠光ちゃんが詩を書き始めたときのことからあんなことやこんなことうっわそんなことまで!ぐおおおおもうだめそれ以上言わないでお願い!!みたいなもしかしたらですよみなさま落ち着いてくださいみなさま大丈夫スタッフMi大丈夫だから!!というあたりの話も飛び出たらそれはそれということで気を確かに持っていただきたいですがともかくそんなこんなの話や朗読を聞きつつイベント後半では文月にちなんだ詩をみんなで書いてそれを悠光ちゃんが講評してくれるというなんともどきどきわくわくお得過ぎる展開もあるということで、いままで詩を書いたことも書こうと思ったこともないみなさまもこの機会になんとな〜く詩を書いてしまえる絶好のチャ〜ンス!

悠光ちゃんと書いて悠光ちゃんと読んで悠光ちゃんと語り合うとかもうこれ会場が六次元だからいいけど海辺だったら確実にキャンプファイヤーやってますねこれ。

ってなわけでスタッフMiこの文月の2夜、みなさまに是非悠光ちゃんの詩と詩も含めた悠光ちゃんそのものの魅力を楽しんでいただけたらと思ってます。

もうね、ほんと秋山さんのSYLP Meetingでわかったけど、詩はもちろん自分のペースで自分の感情で文字で読むのもいいんだけど、もう一方で書いた本人の声、本人の抑揚、表情、目や手や間も含めて味わう楽しみ方もあるんですね。
だから三角さんと悠光ちゃんの第2回SYLP Meetingもそうだけど、会えるときには会って自分とは違う世界自分とは違う気持ちを感じる楽しさを楽しんでいただきたいとほんとそう思うんです。

ちなみに文月の両イベントそして第2回SYLP Meeting feat.三角みづ紀、これスタッフMiも現場潜入してスタッフなのにみなさまと一緒にっていうかみなさまを差し置いてめいっぱい楽しんでしまうのでみなさまも負けずにお楽しみくださいね〜。